第十一回・個人カフェゆる巡礼~ケープルヴィル編~

ワールドカップ日本代表が残念な結果に終わった翌日の6月26日(木)19時~、
第11回目の個人カフェゆる巡礼を千駄木にある写真館&カフェ、ケープルヴィルで開催しました。

今回は開催1週間前まであまり告知しなかったにも関わらず、定員となる9名の方が参加。
写真、本といったカフェ・テーマのせいか、芸術・クリエイター系の参加者が目立ちました。

ケープルヴィルは、地下鉄・千駄木駅から徒歩3分、JR日暮里駅からは徒歩7分の場所にあり、
細い裏路地にたたずむ一軒家カフェです。
築60年を超える古民家をベースに、1階は書籍や雑貨に囲まれたカフェ・スペース、
階段を昇った2階は、洋室と和室のある写真館となっています。

IMG_8523

写真館が2階にあるアート感あふれる魅力的なカフェ

ケープルヴィルのオーナーは、共同代表の中村さんと若山さん。
中村さんは、もともとゲストハウスを作ろうと考えていたそうですが、最終的にはこのケープルヴィルを開業するに至りました。
若山さんは、フランスに18年間滞在しながら、フォトグラファーとして活躍。帰国した際に、
三線の仲間の中村さんと知り合ったそうです。
そして、若山さんは、2階の写真館において、家族の絆、ストーリーを大切にしながら、
子どもの写真を撮影しています。

さて、この日の参加者は、先程も触れたとおり、特にアート系の参加者が多く、
オペラ歌手の男性、現代美術の画家、書家、その他にも、ソーシャルメディアのプランナー、
宇宙プロジェクトの関係者、近所の根津にオープン予定のカフェオーナーなど、実に多彩。
あまりにもみなさんの活動が濃いので、いつもと趣向を変えて、自己紹介タイムを設けてみました。
その後は、ゆるやかでありながら、熱いトークで盛り上がりました。

IMG_8522

さまざまな人たちに楽しんでもらいたいという想い

会の半ば、20時を過ぎた頃に、オーナーの中村さん、若山さんが輪に入り、オーナートークをスタート。
オープンしてからちょうど1年を迎えたそうですが、カフェ経営未経験だったこともあり、
試行錯誤しながら、今も進化しているそうです。
例えば、裏路地にあるので、当初“隠れ家カフェ”というコンセプトであまり看板を目立たせずにいたら、本当にお客さんが来てくれない(笑)、何のお店なのかわかってもらえない、というエピソードも。

IMG_8537

また、「日本で流行っているから」「一人のお客様も楽しめる」という理由で、
1階をブックカフェにしましたが、さらには、外国人にも来店してほしい、という想いも込められているそうです。
フランス在住の長かった若山さんが、ご自身の洋書のコレクションを並べており、レアな書籍もあります。
もちろん、セレクトされた日本の書籍もあるので、ご安心を。

IMG_8518

書籍の他に、知り合いの作家を中心に、アクセサリー、ポストカード、Tシャツといった雑貨なども展示販売しています。
ここにも、良い作品を紹介したい、置きたいという想いが込められています。

IMG_8521

素敵な空間でたくさんのイベントが行われています

2階の写真館には、フランスで買い付けたインテリアで美しく飾られた洋室、そして昭和の家具と小物で古民家のイメージともマッチした和室があります。特にフランスのこども服は、人気が高いとか。

IMG_8546
IMG_8549

人と人とのつながりを大切に

ケープルヴィルでは、定期的にイベントも行われているです。
例えば、親子でできるオーガニックお菓子教室や、ブックメイキングのワークショップ、
三線演奏会、そして2階の写真館スペースではベビーマッサージまで。
今回、お二人のお話を聞きながら、家族の絆や子どもたちを本当に大切にしているカフェだと強く感じました。
それは、カフェメニューであったり、写真館のコンセプト、イベントに滲み出ています。

IMG_8552

最後は、参加者の寄せ書き色紙のプレゼント、そして恒例となった集合写真をパチリ。オーナーの中村さん、若山さん、そして参加者の皆様、ありがとうございました。

IMG_8555
scan-001

参加者アンケート

・お店を開くまでの思いや、開店してからの大変だったこと、嬉しかったことなど、
すごく自然体で語られるオーナーさん、とても素敵な方でした。
・2階のフォトスタジオにある、女の子の衣装。これは私のツボにどっぷりとハマりました。
・子どもや家族をとても大事にしている気持ちが伝わってきました。
それは、家族写真の撮影作品から滲み出ています。

次回のゆる巡礼は12回目。どこのカフェに行こう!?

LINEで送る

topへ