第十回・個人カフェゆる巡礼~グレイスカフェ編~
5月22日(木)19時~、記念すべき第10回目の個人カフェゆる巡礼を、南池袋にあるグレイスカフェで
開催しました。開始直前、この日3回目となるゲリラ豪雨が降り出して、主催者が池袋駅で足止めされる
ハプニングもありましたが、徐々に雨足が弱くなり、参加者も集まってきました。
お店は池袋駅から徒歩6分、明治通りに面しており、目白や鬼子母神にも比較的近い立地です。
地元の子育てママや年配の女性も多くいらっしゃるそうです。
清潔感のある店内で、様々な地域イベントが開催できるカフェ
白を基調とした店内は、キッチンカウンターと並行して奥に細長くスペースがあります。
レンタルスペースとして貸し出す機会も多く、20名ぐらいまでのミニ・イベントで重宝されているとか。
この日の参加者は、出版編集者、弁理士、警備会社勤務の方、個人カフェ.comの運営局の方、
そして全国ゆるカフェ会事務局など、個人カフェ.comの 途中退席者も合わせて8名。
いつものように雑談タイムが始まります。
アイスクリームが添えられたケーキセットや、特製サンドイッチセットをいただきながら、
電子書籍出版やカフェ情報の話題で、ゆるゆると盛り上がります。
お客様の望みに応えたい!「コンセプトが無い」がコンセプト
20時を過ぎたあたりで、オーナーの佐久間さんのお話をスタート。
佐久間さんは、生まれも育ちも池袋で、もともとは外食産業の会社で店舗開発などを担当されていたそうです。
ダンディーな出で立ちで、とても話しやすい方です。
たまたま、この物件を使えることになり、何をやろうかと試行錯誤し、
やはり関わってきた経験を活かせるカフェにしよう、と2011年秋に開業。
自分一人で運営できる形態を考えて内装を設計されたとか。
お店のコンセプトは、特に決めておらず、お客様が望んでいることにできるだけ応えたい!
という気持ちで経営しているそうです。
それは、自分の理想が店舗に反映されすぎて、自己満足にならないように、との想いから。
1つの出会いから様々な可能性が広がる場所
お客様が望んでいることに応えていって辿り着いたのが、レンタルカフェとしての貸し出しサービスです。
最初のきっかけは、地元の常連客が「ホームパーティーをやりたいので、一日お店を貸してほしい」
という要望からでした。
その様子を見て、本格的にレンタルカフェのサービスを始め、今では、地方PRを兼ねた一日店長イベント、
コスプレ撮影会、学生による食イベントなど、様々な用途で活用されています。
また、お客様からのご縁で、雑貨の店頭販売や、オオオスズメバチの蜂蜜漬けのPR・販売など、
一度は相談してみる価値がありそうですね。
参加者からは、「地元商店街とのお付き合いは?」「特に面白かったイベントは?」などの質問も飛び交い、
きっとオーナーとも仲良くなっていただけたのでは、と思います。
魅力的なオーナーの人柄
通常営業の場合は20時閉店、この日は21時までの予定でしたが、豪雨でスタートが遅れたこともあり、
終了時間の延長にも快諾してくださいました。
恒例となった寄せ書き色紙の贈呈、そして今回はカウンター越しの黒板をバックした記念撮影をパチリ。
中締めが終わって解散しようとしていた際、
ちょうど店頭入口のTVでアジアカップ女子サッカーの日本VS中国の熱戦が放映されていたため、
参加者で見入ってしまいました。
結果は、延長後半、残り数秒での劇的ゴールで日本の勝利!意外なオマケまで付いた、不思議な交流会でした。
参加者アンケート
・初参加でしたが、終始和やかな雰囲気で、とても居心地が良かったです。
・オーナー様のお人柄も素晴らしく、池袋に行くことがありましたら、ぜひ立ち寄ります!
・入口を入って右側のかどの席がオススメです。
・オーナーさんがお店を大切にしていて、そのことが店内の至るところから感じられる、
とても素敵なカフェでした。
・お客様の要望にできるだけ応えていきたい。その姿勢にしびれました。
・池袋界隈を知り尽くしたオーナーさんとは、またゆっくりお話してみたいです。
・サッカー好きなオーナーさんと是非またお話したいです♪
次回のゆる巡礼は11回目。どこのカフェに行こう!?