第六回・個人カフェゆる巡礼〜Cafe&Art AFF編〜

1月27日(月)18時半〜 第6回目となる個人カフェゆる巡礼を、京王線下高井戸駅から徒歩6分、商店街沿いにたたずむCafe&Art AFFにて、7名の参加者で開催しました。

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オリジナルブレンドティーが人気の紅茶専門カフェ

カフェオーナーの鮎川裕子さんは、カフェをはじめとした飲食店でのお仕事を経て、
2010年、もともと地元だった下高井戸に紅茶専門カフェ「Cafe&Art AFF」をオープンしたそうです。
今回の参加者は、個人カフェゆる巡礼の常連の方々、カフェコミュニティを研究している方、
そして吉祥寺喫茶長や武蔵小杉喫茶長などのみなさん。
18時半スタート時にはまだ1名でしたが、徐々に参加者が集まり、紅茶をオーダーしていきます。
鮎川さんのオススメで、今日一番人気だったのは、3周年を記念した作った「AFFオリジナルブレンドティー」。
小さいお店で紅茶のオリジナルブレンドティーというのは、ミックスティーと違い、
ティーブレンダ—が品質を管理しているだけあって、貴重と言えます。お持ち帰りもできるようです。

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オーナーは染物作家!?

そして、驚いたのは、なんとオーナーの鮎川さんは染物作家でもあるということでした。
店名のAFF(エイエフツー)は、染物作家としての一面「AYUKO FABRIC FACTORY」の
頭文字を取ったものだそうです。
店内に飾られているファブリックは、主に伝統工芸の「捺染」の技法による手作り作品。
そのデザインは、絵本の世界のようにポップな色使いのものが多いです。

手間暇かけて作る心と身体に優しいメニュー

ティーアドバイザーとして、美味しい紅茶を提供してくださるのはもちろん、
徹底的に手間暇をかけて手作りするスコーン、ケーキ、ジャム、クッキー、ジュース、ドレッシング、シロップ
などなど、チェーン店ではなかなか味わえない、個人経営ならではの味にこだわっています。
特に、希少性の高い国産の胡麻を使用したノンエッグのクッキーは、
アレルギーのお子さんにも優しいおやつです。
デザイン感覚溢れる鮎川さんのこだわりは、内装にも表れています。
入口の床に散りばめられた原色使いのタイルや、
キッチンの壁面の絶妙なタイルアートなど、染物作家・アーティストとしての感性が光っています。

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父の想いを胸にカフェを開業

ポットサービスの紅茶をいただきながら、参加者同士の交流が落ち着いたところで、
オーナー鮎川さんにお店を立ち上げた経緯やお店のこだわりをご説明していただきます。
お店を始めたきっかけは、昔から「お父さんが定年したら家族で喫茶店がやりたいね」と
話していましたが、お父様が定年する前に亡くなってしまったそうです。
その夢を叶えるため、そして自分を見守ってくれる場所にするために、地元の下高井戸にAFFをオープン。
学生街にありながら、お客さんの層は様々。ただ、やはり地元の方々が多いようです。
ベビーカーでのお子様連れもいらっしゃるとのこと。
2010年のオープン時から、お客様の声を聞きながら、共に改良を重ねて、今の形に落ち着いてきたそうです。
練馬の契約農家の野菜を使った安心・安全なフード・メニューや、子ども向けのメニューやサービスなど、
お店には愛情がいっぱい溢れています。

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オーナーの人柄感じるかわいいお店〜Cafe&Art AFF〜

東日本大震災直後の計画停電をはじめ大変だった頃のエピソードや、実際にどうやって染め物を作っているのか、
といった裏話に参加者も興味津々で、鮎川さんへの質問が次から次へと飛び交い、大いに盛り上がりました。
いずれは、「店内で子どもたちに染物に触れてもらえる機会を作りたい!」と語ってくれたのが印象的でした。
こだわりの紅茶と、生活に馴染む染め物で散りばめられた「Cafe&Art AFF」。いつお邪魔しても、
温かく迎えてもらえるお店ですね。

最後に、残った参加者で鮎川さんを囲んで記念撮影。もちろん色紙もプレゼントしました。

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参加者アンケート

ブレンドティーを持っていることが、いかに名誉な事であるのか、良くわかりました。
将来性を感じるとても素敵なカフェでした!
オーナー様のお人柄にふれることができ、カフェへの愛着がわきました。
お話した 日本ゴマ、ブレンドティー、カフェのこだわりに感動しました!
プライベートで来ようとおもいます!
住宅街の雰囲気もよく、カフェ店内でほっこりすることが出来ました。
私も手作りのクッキー、手ごねパンは作るので親近感と興味津々でした!
個人カフェならではのこだわりをメニュー、コンセプトに、常連さんを増やして大切にしていってほしいです♪

次回は2月中に開催予定です。次はどこのカフェに行こう!?

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