分煙コンテスト優秀店舗が決定!

東京・荻窪

『CAFFÉ STRADA』

住所/東京都杉並区荻窪4-21-19荻窪スカイハイツ101 
TEL/03-3392-5441
営業時間/11時30分〜24時 月曜定休 
坪数・席数/17坪・26席
(喫煙席10席・禁煙席16席)

オーナーの市原道郎さん
オーナーの市原道郎さん
接客との合わせワザで
小規模でもエリア分煙を実現
店内見取り図
 入口を入って右側が喫煙エリア、左側が非喫煙エリア。喫煙エリアには換気扇が厨房を含めて5ヶ所あり、入口のから入った空気が喫煙エリアの方向に流れるようになっている。喫煙客も快適に過ごせるよう、喫煙エリアの天井には大型の空気清浄機を設置している。
入口左側の非喫煙エリア。床に段差があり、入口の形状も仕切りのようになっているため、エリア分けがしやすい。
席の案内の際は「席を移るのが面倒な人もいるので、強制でなくあくまでご提案する形で伝えるのがポイントです」と市原さん。後から来店した客を先に通すことのないよう、スタッフ間で「何番テーブルのお客様、席のお移り希望です」と伝達も忘れない。
入口右側の喫煙エリア。厨房とドリンクカウンターがあり、お客と対話しやすいことから、喫煙客の方が常連になる確率も高い。
 2002年にオープンした『カフェ ストラーダ』は、熟練のバリスタが淹れるエスプレッソドリンク、ソースから手作りする洋食、自家製スイーツ、アルコール類などを用意。昼夜問わず様々なニーズのお客を集めている。
 「僕は非喫煙者ですが、コーヒーとたばこは昔から切り離せないものという考えです。それに、以前勤めていたカフェでは、たばこを吸うお客様の方がリピーターになってくれたので、開業したら分煙しようと決めていました」と話す、オーナーの市原道郎さん。
 同店は入口が店の中央にあり、左右に客席が分かれている形状。入口の右側は厨房があって天井も高く、排気する換気扇が5つ設置されているため喫煙エリアに。反対の左側を非喫煙エリアにしている。入口から給気した空気が喫煙エリアに流れるため、非喫煙エリアにたばこの煙が漏れにくく、仕切りなしでもゆるやかに分煙できている。
 エリア分煙の実施で、時間帯によっては席の希望が偏ることも多々ある。同店では、たとえば喫煙席希望のお客が来て禁煙席しか空いていなかった場合、「喫煙席が空くまで、禁煙席の方におすわりいただいて、席が空き次第ご案内することもできます」と伝えている。来店したお客をなるべく逃さないための接客術も、分煙対策をとる上で重要なポイントになっている。
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